発明文法ー3次元の言葉と他動詞から自動詞へ

■「発明文法ー3次元の言葉と他動詞から自動詞へ」徳尾裕久 2012・3・2



●発明は誰でもできます。世界の人々は、日々に新たに創意工夫して独創しています。
 発明の法則のようなものがあります。それは「ことばのかたち」から、生まれます。
 全世界の言語の共通の言語である「3次元の言語のかたち」から、独創的な発明は
 無限に生れます。私が開発した3次元の言葉の座標で、他動詞から自動詞への変換
 を意識的に進め、かたちと機能とコストを考えると、良い発明は生れてくるのです。
 ビジネス動詞の構造を考え他動詞から自動詞への変換思考こそ業務改善の早道です。
 政策設計や民営化を考えた時に、自律的に活動する主体の創造が可能になるのです。


●娘「 人類の進化とは、一言で言えば、どういうことなのですか? 」

父「●他動詞から自動詞へーこれが、人類の進化であり、発明と発見の基本なのです。 
  政治での民営化の基本であり、自律的に機能する資本主義と民主主義の基本です。 
  人類とは、つくる・作る・創る・考える・祈る・食べる・という神霊の動物です。
  これは、人間だけに与えられた力です。神が、人類に与えた力であり、大切です。
  人間には、本来、自浄心もあり、自律して自立し独立して独創していく神霊です。
  この歴史の視点は、世界的なリーダーや政治家や起業家は深く認識すべきです。」 


父「小生は、小学生と中学生のころの、子供時代は毎日のように、お風呂をわかして
  いました。今ではボタンを押すと風呂が自動的に沸くという時代になりました。」 


   ■「私がお風呂を沸かす」(名詞+目的語+他動詞)      S + V + O
   ■「風呂が沸く」    (名詞+自動詞)              S + V

   ■「政府が郵便事業を経営する」」(名詞+目的語+他動詞)  S + V + O
   ■「郵便事業が、機能する」   (名詞+自動詞)        S + V
   
   ■「他国がある国を支配する」  (名詞+目的語+他動詞)  S + V +O
   ■「ある国が、自律的に機能する」(名詞+自動詞)        S + V


●カラオケの発明を一言で言えば、他動詞の「音楽を奏でる」から「音楽が鳴る」と
いう、自動詞への変換なのです。これが21世紀の歴史における発明の基本なのです。
21世紀における、あらゆる問題解決と政策設計の基本とは、他動詞から自動詞への
進化であることです。人間の動作を全て分析して、機械におきかえることが基本です。
「風呂をわかす」という昔の行為は、今では、「風呂の都市ガスのボタンを押す」に
なり、「風呂がわく」との自動詞になり、人々の遺伝子が退化する原因にもなります。
戦後65年。社会は進化し遺伝子は退化し、人間力が退化し思考力も退化しています。 


●日本の神戸にお住まいの井上さんは、ドラム奏者でしたが、お客さまから歌の伴奏
を頼まれてピアノを習いピアノを歌手に合わせて歌いやすく創意工夫されていました。 
あまりにうまいので、お客さまから、会社旅行の旅先で歌いたいのでという希望から、 
音楽をテープにとり、自動的にコンパクトなテープレコーダーを組合わせて開発して
カラオケを作り、お客さまの要望に応えたのです。世界を変える発明になったのです。 
しかし、この時に井上さんは特許申請していなかったので、世界競争に負けたのです。 


●「万物に神宿る。万物に仏性宿る。」と、いいます。これが、日本思想の中心です。 
日本の科学が進化して、世界的に最先端の電気製品や自動車を作る基本思想なのです。 
これは日本神道の教えそのものです。この法則は宇宙の法則そのものです。すなわち、 
質量に心あり。質量に神あり。で、宇宙の基本因子であるところの、素粒子そのもの
が、全て、自律的な意志を持つ波動ですよ。ということを意味します。自律的に動く
ことを、動詞では自動詞で表現します。他動詞ではないのです。すなわち、素粒子の
レベルですら、他動詞ではなく、自動詞で表現します。これこそが、進化の本質です。 
モノの物理的性質としてでなく意志を持つ運動体として万物を考えることが大切です。 
万物がみずから動く力をもつから、これを制御し、人類は世界史を進化させるのです。 
宇宙を自動詞で考える。宇宙がみずから動く力の根源は素粒子の波であり、神という
のです。全人類が永遠に統御できない力・恐れ多い宇宙の力の根源を神というのです。 
近未来において人類は遺伝子の進化のため、新しい銀河系を創造して必ず発明します。 


●原子物理学では、はんげんき【半減期】という言葉があります。「はんげんき」を
大辞泉(三省堂の出版辞典)で、検索いたしますと、つぎのような意味が、あります。 
①{専門〕物一般に、素粒子・原子・分子・イオンなどの量が、時間とともに、減少
する時、その量がはじめの二分の一になるのに要する時間。特に放射性核種の崩壊の
速さや素粒子の寿命を表すのに用いられる。
②〔専門〕生体内に蓄積した物質の量が半分になるのに要する時間。生物学的半減期。 


●すなわち、半減期の意味とは、放射性元素が崩壊し、その原子の個数が半分に減少
するまでの時間。放射線の強さが、半分に減るまでの時間。アクチニウム217では
0.0018秒、ウラン238では45億年。粒子の寿命を表すのに、用いられます。 
素粒子ですら意志を持つ自律的波動なのです。これが宇宙を自動詞で考える思想です。 
エネルギー一定の法則があります。このことは宇宙における全素粒子数は一定である
ことを意味します。人間の固有の素粒子波は固有振動数をもつのです。すなわち全宇
宙に、同じ振動数の素粒子波はありえないことを意味します。意志をもつ素粒子です。 
人間の神霊である固有振動数をもつ素粒子波が輪廻転生することの証明にもなります。 


●機能の動詞部分の表現には、自動詞と他動詞が使用されています。

「○○を○○する」から「○○が○○する」と考えると、発明ができるのです。

●扉を開ける・・・扉が開く    ●水を流す・・・・・・水が流れる
●高温を出す・・・高温が出る   ●回転を変える・・・・回転が変わる
●物を届ける・・・物が届く    ●燃焼を続ける・・・・燃焼が続く
●情報を伝える・・情報が伝わる  ●物を調達する・・・・物が調達される
●運転を止める・・運転が止まる  ●不良を少なくする・・不良が少なくなる


●「扉を開ける」という機能では人や他の力により、どのように扉を開けるかという
思考方法に、走りやすいのです。「扉が開く」と表現すれば、扉が人の気配を感じて
自動的に開閉するにはどうしたらよいかというような観点の変わったアイデアが出る
可能性が高いのです。違う視点の表現をすることによりユニークな発想は必ず出ます。 
自動回転扉でも、人間の成長と進化の度合いと安全を無視すると事故の元になります。 
遊園地の高速自動運転列車でも非破壊検査を法律で義務づけないと事故の原因になる。 
機械は必ず劣化する。自動化には定期検査と部品定期交換を法で義務づけるべきです。 


●戦後の日本では、人間の基本機能から、推理して、機械化・自動化・電子化を進め
ています。発明の基本とは、言語分析と機能設計です。自動車・電気製品・ロボット・ 
携帯電話・飛行機も一連の機能設計から生まれます。政策の設計でも、一連の人間の
基本機能を分析し、再設計することなのです。他動詞から自動詞の表現に動くように
法体系・税体系・規則・組織・予算を作ることが政治政策です。シンプルがベストで
す。他人が多く介在するより、自動的に機械化・電子化で処理できる解決策が良いの
です。大きな政府より小さな政府がよい。民営化・省力化・省エネに必要な基本です。 


●英語の5文型には次の特長があり「三次元に視覚化された言語構造」で理解します。 

●S+V   (主語+完全自動詞)
●S+V+C  (主語+不完全自動詞+主格補語)
●S+V+O  (主語+完全他動詞+目的語)
●S+V+O+O (主語+完全他動詞+間接目的語+直接目的語)
●S+V+O+C (主語+不完全他動詞+目的語+目的格補語)


●第3・4・5文型の他動詞から、第1・2文型の自動詞への機能の置換が大切です。 
21世紀の動作の自動化や、電子政府への進化とは、他動詞から自動詞への進化です。 
一番に注意すべきは、第2文型の、S+V+CのBE動詞の表現です。人間の推理・推測から 
うまれる独断的主観的な表現は、他人を傷つけケンカや論争や戦争の元になるのです。 
政治の世界では政策論争から政局論争にもなりやすく国の首相が変わる元になります。 


■新商品や政策の機能設計の基本とは動作と言語の分析から始まり10項目あります。 

●他動詞による抽象化。他動詞+目的語で「〇〇を〇〇する」と表現して発想。
●自動詞による発想。能動形を受動形にする発想。
●自動詞による発想。受動系を能動系にする発想。
●他動詞を自動詞にする発想。
●自動詞を他動詞にする発想。
●他動詞を使役動詞に置き換えて発想。
●使役動詞を他動詞に置き換えて発想。
●反対の発想。
●全面否定の発想。
●肯定の発想。 (注:トリーズでは一番目の発想が主であり、実は不十分です。)


●真の問題解決力とは、形容詞から動詞へ、他動詞から自動詞へ変換する力なのです。 
発想というのは、視点を目的におくのか、手段・働きにおくのか、中間に、おくのか
で大きく変わります。人生の美しい運命は、自分の言葉と自分の行動で決まるのです。 


■まず第一に、他動詞による抽象化について、考えてみることです。

●他動詞による抽象化とは「〇〇を〇〇する」と表現し考えるやり方です。「歯車を
洗浄する」と考えるより「異物の混入を防ぐ」と考えると、エアーで切粉をきれいに
吹き飛ばす案が出てきて洗浄工程をなくすことが出来ます。ゴミを嫌う工程のために、 
クリーニングルームで、組立てていたものを、「ゴミをとる」より「ゴミの侵入を断
つ」と考えて、全てを、水の中で組み立てて、不良をゼロにした機械工場もあります。 
他動詞による抽象化では、S+V+Oの主語の人間を、機械に置き換えることがコツです。 
人間の労働を、機械化・電気化・電子化・ナノテク化に置き換えていくのが進化です。 
常に他動詞から考えて、主語にあたる人間の役割を置き換えて省人化していくのです。 


●次に、自動詞による抽象化です。これは9つに分けられます。

■第二の発想は、能動形を受動形にする発想です。

○「給料を支払う」・・・「給料が支払われる」
○「伝票を届ける」・・・「伝票が届けられる」
○「資材を調達する」・・「資材が調達される」

の形で豊かに発想されるものです。機械化・電子化・ロボット化等が考えられます。 


■第三の発想は、受動形を能動形にする発想です。

○「給料が支払われる」・・・○「給料を支払う」
○「伝票が届けられる」・・・○「伝票を届ける」
○「資材が調達される」・・・○「資材を調達する」

の形で豊かに発想されるものです。機械化から人間労働へ変えて自由自在に変えます。 


■第四の発想は、他動詞を自動詞にする発想です。

○「製品を売る」・・・「製品が売れる」
○「効率を上げる」・・「効率が上がる」
○「情報を集める」・・「情報が集まる」
○「進度を知る」・・・「進度がわかる」


●例えば、レンズ加工の工程管理を日々色の変わったカラー容器に入れて流すことに
より、進度管理をやるスタッフ全員を、管理から生産へシフトさせた会社もあります。 
「在庫量を知る」から「在庫量がわかる」と考えて、在庫管理マンを低減もできます。 
例えば、部材を置いてある工場の大きな柱に最大在庫量と最少在庫量の表示線を引き、 
その柱の二つの線の間に、在庫量が、毎日入っておれば、適正在庫量とするからです。 


■第五の発想は、自動詞を他動詞にする発想です。

○「製品が売れる」・・・○「製品を売る」
○「効率が上がる」・・・○「効率を上げる」
○「情報が集まる」・・・○「情報を集める」
○「進度がわかる」・・・○「進度を知る」

機械化・電子化・ロボット化から仕事の原点に戻り人間労働の基本機能から考えます。 


■第六の発想は、他動詞を使役動詞に置き換える発想です。

○「データを用意する」・・・「データを用意させる」
○「品質を保証する」・・・・「品質を保証させる」
○「伝票を集計する」・・・・「伝票を集計させる」

主語の人を、機械やシステムに変えることが、発明の基本であり、進化になります。 


■第七の発想は、使役動詞を他動詞に置き換える発想です。

○「データを用意させる」・・・「データを用意する」
○「品質を保証させる」・・・・「品質を保証する」
○「伝票を集計させる」・・・・「伝票を集計する」

主語の機械やシステムを人に置き変えること。人材派遣の活用等でコスト削減も可能。 


■第八の発想に、反対発想があります。

○「不良の発生を防ぐ」・・・「不良がなくなる発想はないか」
○「犯罪の発生を防ぐ」・・・「犯罪がなくなる発想はないか」
○「テロの発生を防ぐ」・・・「テロがなくなる発想はないか」

●というように機能や行為を一度否定し最終目的を果たすという発想をすることです。 
ドリルを冷やすために切削油をかけていたところ、冷やさなくても切削を続ける方法
を考えて、コバルト入りドリルに換えたという改善もあるのです。肯定発想から反対
発想まで幅広げて考えることです。21世紀の特徴は人が中心になり他動詞から自動
詞へ文化が進化することです。自動化文化から、人間が何もしなくなる時代が来ます。 
飽食と肥満の文化から、エステとダイエットの文化と産業が、世界的にも進化します。 
食は小食がいい。あまりに食べ過ぎるからガンが多いのです。情報の収集も同じです。 


■第九の発想は、全面否定の発想です。

○「テレビや携帯電話や時計を使う」・・・「テレビや携帯電話や時計を、使わない」
○「新聞とテレビからニュースを読む」・・「パソコン検索だけからニュースを見る」 
○「政府の年金制度で年金をもらう」・・・「民間終身年金制度を作り年金をもらう」 


■第十の発想は、肯定の発想です。

○「一日決算会計を活用する」・・・「中国・ロシア・ブラジル・インドに普及する」 
○「ユビキタス社会が進化する」・・「倉庫管理や在庫管理が完全自動化で進化する」 
○「仮想通貨ポイントを活用する」・「携帯電話の紹介者配当で顧客に終身還元する」 


●21世紀の特徴は、人が中心になり、他動詞から自動詞へ文化が進化することです。 
自動化文化から人間はより創造的で前向きでないと生きれなくなる時代が来ています。 
携帯電話や自動車や食事やお買物の全てで、購買記録が、永久に記録される時代です。 
仮想通貨ポイント制度を活用すれば、紹介者への配当を組み込むことにより、顧客も
自動的に増えて顧客に終身還元もできます。これが民間終身年金の仕組みの基本です。 
ユビキタス社会の進化で購買ポイント永久記録で紹介者配当も終身で可能になります。 
利益分配で株主配当だけでなく消費者への配当を工夫すると市場は豊かに進化します。

 
●聖書「はじめにことばありき」で、言葉の分析と応用が人類史を進化させる基です。 
21世紀は光輝く平和な時代に必ずなります。発明の基本を知り自動詞で考えること。 
自分の心と頭で深く自力で考え、発明の思考回路を作ることは人生の最大の喜びです。



徳尾裕久(とくおひろひさ)TOKUO HIROHISA ●心の中の言葉には立体的な座標がある

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